クレジットカード現金化の違法性とリスクとデメリット!考えられるペナルティとは!?

「クレジットカード現金化をしたいけど違法なの?」
「クレジットカード現金化をしたいけど違法かもしれないから迷っている」
「クレジットカード現金化は違法だけどどうやってバレるの?」
このような悩みを抱えている方はいませんか?
 この記事ではクレジットカード現金化について10個以上のサイトを比較し徹底的に調べ上げた筆者が
・クレジットカード現金化は違法なのか
・クレジットカード現金化のバレやすいケース
・クレジットカード現金化のリスクの低いやり方
等について解説します。
 この記事を読めばクレジットカード現金化について理解ができます。ぜひ最後までご覧ください。

クレジットカード現金化とは?

 基本的にクレジットカードには買い物のために使用するショッピング枠と、カードを使用し現金を借り入れするキャッシング枠があります。キャッシング枠が使用できなくなりショッピング枠で商品を購入し、その商品を現金に換金する人がいます。このショッピング枠で現金を入手することを「クレジットカードの現金化」と言います。

クレジットカード現金化は違法なのか?違法ではないが規約違反である

 結論から言うとクレジットカードの現金化は違法ではありません。

「クレジットカードの現金化」が不正な利用方法であることを知りながら現金化を利用すると消費者も詐欺罪(刑法第246条)等に抵触するおそれがあります。

出典:違法?適法?クレジットカードの現金化 – 倉吉市

上記行政のホームページのコラム記事には刑法第246条などに接触する恐れがあると書かれていますが、違法であると明言はされていません。

 クレジットカード現金化に違法性はありませんが、極めてグレーでリスクもあります。
 明確に「違法である」と言えない理由として、
「クレジットカードで商品を購入したけど、やっぱりいらなくなったから売っただけ」
「キャッシュバックを受けただけ」
と言うこともできるからです。
故意にクレジットカード現金化をした場合と、やっぱり不要になったから売って現金化になってしまった場合の線引きは明確にできるものではありません。
 したがって、クレジットカードの現金化は明確に違法では無いですが、極めてグレーな行為でもあるので、進んでクレジットカード現金化をすることはやめましょう。
 また、クレジットカードの現金化は違法性はありませんが、クレジットカード会社の規約違反になります。クレジットカード会社の規約でショッピング枠で現金化をすることは禁止されているからです。
 そういった理由もあり、クレジットカード現金化は極力しないようにしましょう。

クレジットカードの現金化は違法ではないがお勧めしない

 クレジットカードの現金化は違法ではありませんが、クレジットカード会社の規約違反になることはわかったと思います。そのため、筆者はクレジットカード現金化をおすすめはしません。クレジットカード会社の規約に違反することで、さまざまなペナルティを課せられることがあるからです。
 実際にクレジットカード会社の規約に違反したことで、クレジットカードの利用を停止されたり、強制解約されたりする例もあります。
 したがって、基本的にクレジットカード現金化はおすすめしません。

クレジットカード現金化はなぜバレるのか?バレやすいケース4選

 クレジットカード現金化はバレやすいケースがあります。特にバレやすいケースが以下の4選です。この4選には日頃から注意し、あなた自身が当事者にならないように心がけましょう。
 

1.キャッシング枠を使い切っている場合

 クレジットカード現金化でキャッシング枠を使い切っている人は現金化がバレやすいです。カード会社はキャッシング枠を使い切っている人のクレジットカードの使用状況を厳しく監視しているからです。
 ほとんどの方はキャッシング枠を使い切っているにもかかわらず、ショッピング枠でさらに買い物をしようとは思いません。
 したがって、キャッシング枠を使い切っている場合は、クレジットカードの使用を控えましょう。
 

2.換金率か高い商品を購入している場合

  換金率の高い商品を多く購入しているケースもクレジットカード会社に特に監視されます。換金できる商品をクレジットカードで購入し、現金に変えるユーザーも多いからです。
 特に監視されやすいのが、ブランド品や新幹線の回数券、金券などです。
 こういった商品は監視の対象になりますので、積極的なクレジットカードでの購入は控えましょう。
 

3.支払いの滞納が多い場合

 支払いの滞納が多い方がクレジットカード現金化をするとバレやすいです。クレジットカードの支払いの滞納が多い方は、日常的に使用状況をよく監視されているからです。
 滞納が多い分も含めて、普段より強いペナルティを課せられる可能性もありますので日頃からクレジットカードの支払いを滞納しないようにしましょう。
 

4.急にクレジットカードのショッピング枠の上限まで使い切った場合

 突然、クレジットカードのショッピング枠を上限まで使い切った場合もリスクがあります。理由としてはキャッシング枠ではなく、ショッピング枠で現金化をするのではないかと疑われるからです。
 急に大金が必要になった場合を除き、クレジットカードで大量のお金を出費することはしないようにしましょう。

クレジットカード現金化のリスクの低いやり方3選

 クレジットカード現金化は違法に近い行為で行うべきではありませんが、もし現金化するなら次のやり方で現金化をしましょう。下記のやり方は金融庁から認められている合法的なやり方等になるからです。
 以下の現金化の仕方はリスクを低く抑えることができるので、どうしても現金化する場合にはおすすめです。
 

1.クレジットカードのキャッシング枠

 クレジットカードのキャッシング枠で問題なく現金を入手することができます。キャッシング枠はもともと現金を借り入れできる制度だからです。
 キャッシング枠で現金を借りる手続きをし、最短即日で現金を入手することができます。
 金利は10%を超えるものが多く、決して低金利とは言えませんが数十万円程度のお金はキャッシング枠で入手することができます。安全で合法的なやり方ですのでおすすめです。
 

2.カードローン

 現金が今すぐ必要な方はカードローンを利用する方法もあります。カードローンでは数百万円の大きなお金を借りることもできます。
 さらに、カードローンはクレジットカードのキャッシング枠よりも金利が低いため大金が必要な方にはお勧めです。
 

3.自分で現金化業者を利用しクレジットカード現金化する

  

信販系ギフト券

 自分で現金化業者を利用してクレジットカードを現金化する場合、1番お勧めなのは信販系ギフト券で現金化をすることです。理由は信販系ギフト券は特に換金率が高く基本的に95%以上で換金ができます。
 デメリットとしては使えるクレジットカードが限られている点があります。
 使えるクレジットカードと購入できる信販系ギフト券の種類は以下のとおりになります。

 
使えるクレジットカード
購入できる信販系ギフト券
JCBカード
ライフカード
JCBギフトカード
三井三友VISAカード
三井住友MasterCard
VJAギフトカード
アメリカン・エクスプレスカード
百貨店ギフトカード
DCカード
MUFGカード
NICOSカード
三菱UFJニコスギフトカード

 これら以外のクレジットカードで信販系ギフト券を入手することはできません。
 したがって、メジャーな楽天カードやイオンカードでは換金できませんので注意してください。
  

切手・レターパック

 次に、おすすめなのが切手やレターパックです。郵便局では基本的にどのクレジットカードでも切手とレターパックは購入でき、現金化できるからです。
 しかし、切手とレターパックは換金率が平均80%前後と信販系ギフト券より低いです。
 あなた自身で自分にとって何がいいのか検討しましょう。
  

電子ギフト券

 他にAmazonギフト券やAppleギフトカードといった電子ギフト券でクレジットカード現金化をするといった手法もあります。
 早くて30分〜1時間程度であなたの口座に現金が入金されます。電子ギフト券の換金率は80〜90%程度ですが、買取サイトや時期によって異なりますので電子ギフト券を購入する前に確認をしておきましょう。
  

電子機器

 iPhone等のApple製品やNintendo Switch・PlayStation等のゲーム機器も比較的高い割合で換金できます。さらにこういった電子機器はクレジットカード現金化を疑われにくいです。
 しかし、「時期によって換金率が安定しない」、「連続で購入すると現金化を疑われる」等のリスクもありますので十分注意しながら購入しましょう。

クレジットカード現金化と違法性についてのQ&A7選

 

1.クレジットカードの「現金化をしないほうがいい」「現金化をしたら後悔する」という理由は何ですか?

 クレジットカード現金化は違法ではありませんが、カード会社の規約違反になります。規約にはショッピング枠で現金を入手することを認めていないからです。
 そのためクレジットカードの強制解約や利用停止などの処分が下される可能性があります。
 ペナルティが課せられれば、その後のクレジットカードやローンの審査に悪影響が出ます。
 

2.クレジットカード現金化は罪に問われますか?

 クレジットカード現金化は明確に違法とは言えないため罪に問われる可能性は低いです。
 実際に現金化によりクレジットカード利用者が逮捕されたケースは過去にありません。
 しかし、現金化によりカード会社からペナルティが課せられる可能性がありますので、現金化はしないようにしましょう。
 

3.クレジットカード現金化はどのような罪に問われるのでしょうか?

 クレジットカードを現金化すること自体は罪にはなりません。
 しかし、現金化によりカード会社からペナルティが課せられる可能性がありますので、現金化はしないようにしましょう。

 

4.何故ショッピング枠でクレジットカード現金化は禁止されているのですか?

 クレジットカードのショッピング枠はもともと、現金化をするために定められていないからです。
 キャッシング枠は審査をし「この金額なら返済できるだろう」という上限が設定されていますが、ショッピング枠は現金化するための審査がされておらず、上限がキャッシング枠より高く設定されています。
 そのためショッピング枠でユーザーが現金化をすると返済が不可能になる可能性があるため、ショッピング枠での現金化が禁止されています。
 

5.クレジットカード現金化のリスクを教えてください

 クレジットカード現金化には主に以下の5点のリスクがあります。
  1.金銭的には損をしている
  2.クレジットカードの退会処分になる可能性がある
  3.クレジットカードやローンの審査に影響が出る
  4.自己破産ができなくなる
  5.犯罪や詐欺に遭う可能性がある
 この5点以外にもクレジットカード現金化にはリスクがありますので、極力現金化はしないようにしましょう。

 

6.クレジットカード現金化業者が逮捕される事件を時々目にしますが、クレジットカード利用者が逮捕されたことはありますか?

 クレジットカード現金化により利用者が逮捕されることはほぼ無いでしょう。クレジットカード現金化自体に罪は無いからです。
 実際にクレジットカード現金化によりユーザーが逮捕されたことは過去に1度もありません。
 また、現金化業者を利用したことでユーザーが逮捕された例も無いです。
 

7.クレジットカード現金化は罪にはなりませんが、何故ユーザーが逮捕されないで、現金化業者が逮捕されるのですか?

 クレジットカード現金化業者で逮捕されることが多いのが、業者が悪徳業者であった場合です。
 現金化業者がクレジットカード利用者を脅していたり、ユーザーのクレジットカード情報を悪用していたケースが多いです。
 そのため、現金化業者を利用するときは、事前に口コミや評価を十分に確認してから利用するようにしましょう。
 

まとめ

 クレジットカード現金化は違法ではありません。しかし、ショッピング枠は現金化をするために定められていないため、カード会社の規約違反になります。
 そのためクレジットカードの現金化は推奨しません。どうしても現金化せざるを得ない状況の場合は合法的でリスクの低いやり方でクレジットカード現金化をしましょう。

参考サイト:倉吉市公式サイト